Mr.エクセルの1年(NBBF全日本エピソ-ド)

3つの御願い】
今年のMr.エクセルのメ-ンイベントだったNBBF全日本
ボディビル選手権
大会と開催に向けて先の広島大会では、
参戦されたお宮の松選手に
3つのお願いをしていました。
①体を仕上げて来てください ②選手宣誓 ③東国原知事の参加。
こちらも宮崎県教育委員会と秘書課には大会の後援と東国原知事の
参加を
お願いしていたのですが、大会当日は午後2時から隣の市で
予定があり
翌日はマラソン大会に参加されるため、ハード
スケジュ-ルで無理との答
えを頂いていました。

その無理をお宮さんが変えてくれたのです
大会3週間前に秘書課から開会式にあわせて、来賓挨拶もOKです
と有難い
返事をいただきました。
後日、宮崎県スポ-ツ振興課から本当に知事は参加されるの
ですか?という
不思議な問い合わせがあったほど知事の時間争奪
戦が県内でもすごかった
のだと思います。
もし広島大会後の打ち上げに2次会まで参加していなければ、
そのお願いが
できずに知事の参加も叶わなかったと思います。
結果的に知事のユ-モアたっぷりの来賓挨拶とジョークをいれた
お宮さんの
選手宣誓で選手も観客も笑顔、笑顔の、思い出に残る
開会式になりました。

(お宮さん本当に有難うございました。体も私以上に仕上がって
 いました)

10月の大会事務局】
先ず、月刊アイアンマンから発信されたPR効果のおかげで例年
以上の選手
の申し込みを受けました。
それからが大変で

月刊アイアンマンの大会取材スタッフとしてカリスマ店長の
村上氏と
お宮さんのNBBF全日本初挑戦ドキュメント番組制作の
テレビ
(チャンネル北野)スタッフとお宮さんの応援に来られる
と言う漫画
「キン肉マン」の作者ゆでたまごの嶋田氏が来日南
されることが決定という

すべての情報がそろってからパンフ製作,当日の進行表(台本)作り
地元のテレビ局とケーブルテレビに出演して大会の告知をしていく
というふうに
大会事務局の仕事が急増して行き、私は例年より約3kg
筋量を落とした状態で当日を迎えてしまいました。
開き直るしかありません

【二人のMr.エクセル】
実行委員長として動いている時は選手であることを忘れ、選手で
競技している
時は実行委員長であることを忘れるという二人の自分
がいました。

(実行委員長→バタバタ、イライラして落ち着かないベータ-波)
(選手→落ち着いて自分の世界に入ってしまうアルファ-波)
だから裏方で、平台のセッティングをした後、大腿部が痙攣を起こし
かけて
いたのに選手としてステ-ジで競技モードに入ったら不思議と
治まりました

【優勝に導いてくれた親友】
実際、自分のポージングや調整に自信があってもステ-ジに上がり
観客席から
反応がないと、どの選手も不安になるはずです。
当たり前のことですが普段
そのコンディションを確認し自信を維持
することに利用している鏡がそこには
ないから選手にとって観客席
からの反応だけがたよりになるのです。

デカイヨ、キレテルヨだけの声援も励みにはなるのですが規定審査
ならポ-ズ
ごとに問題なければOKのサインをだしてコントロ-ル
できていない部位が
あれば素早く声に出して指示してくれる鏡のよう
な声援の方が如何に大事で
有難いか、それをしてくれたのが関西に
いたころからの旧友、現在鹿児島の
枕崎市でトレ-ニングハウス
K-リゾ-トを経営し今年15年ぶりに競技に復帰してJBBFの鹿児島や
九州大会で大いにその存在感をアピ-ルした
児玉氏でした。
当日の私のコンディションでは彼のナビゲ-ションがなければ優勝は
なかったといっても過言ではありません。

【反省】

選手としては地元で夫婦ともベストポ-ザ-賞付の優勝をいただき、
妻にとっては悲しみを乗り越えてのものでしたし本当に絵に描いた
ような、
うれしい結果だったのですが、
実行委員長としては、予定より大幅に時間オ-バ-した進行や不手際
による
失礼が、大会後に耳に入ってくるたびに胃が痛くなる思いを
しています。

3
連覇達成の喜びは当日の一日だけで翌日からは、CDに収められた
1.000以上の写真の整理とビデオの確認をしながら反省が上回って
いき、連盟役員
の皆様はじめ関係者のご協力をいただきながらも
改めて大会実行の難しさを
痛感しました。

【後悔】

個人的に悔やまれるのは、キン肉マンの嶋田氏というビッグネ-ム
日南市にこられたのに、ほとんどの方に伝わらなかったことと私も
自己紹介
をした時にビルダ-とのコラボとして考えていた表彰式の
スペシャル
プレゼンテ-タ-をお願いできずに、司会者に預けていた
色紙
10枚を白紙のまま持ち帰ったことです。
その中、しっかりサインをゲットしていた選手(エクセル所属)
もいたので
羨ましくて(お宮さん、何とか今からでも嶋田先生に
サインを
1枚お願いできないでしょうか?)と言う気持ちで一杯です。

以上エクセルにとって長い1日、長い1ヶ月、長い1年でした