2016・NBBF東九州ボディビルディング選手権大会 総評①

「第1回東九州オ-プンメンズフィジ-ク選手権大会」
7月17日(日)宮崎県日南市南郷ハ-トフルセンタ-(小ホ-ル)
1次審査ではフロントスタンスとバックスタンス以外にNBBF独自のサイドアブドミナルポ-ズを
入れた3ポ-ズの規定で比較を行いました。
規定審査②

ラインアップではボディビルでベテランの川名選手と田中ル-ク選手、
NBBF初出場で新人のアレックス選手と同じく崎田選手が注目されました。
4・1・3・2位
4位・1位・3位

ファイナルでは1人づつ60秒以内でLウォ-キングとフロントスタンスからエニ-サイドで
クォ-タ-タ-ンをしながらポ-ズを決めていく「プレゼンテ-ション」で審査を行いました。
(ポ-ズを決めた時の片方の手は必ず腰に添えること)
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フィジ-ク表彰⑤
優勝 田中ル-ク(エクセルフィットネスセンタ-)
 日南市のイベント等でメンズフィ-ジ-クも場数を踏んでいるだけあって、
ステ-ジングも余裕を感じられカッコ良かった。 腹筋の仕上がりはフロント、
サイドとも良かったがバックスタンスでボ-ドショ-ツから見せるカ-フのサイズは
腹筋同様に必須なので、もう少し改善が必要。

2位 川名勝克(延岡トレ-ニングクラブ)
 昨年の全日本ボディビルで5位入賞し、今年50歳ながらバランスも良くバルクでは1番。
 特にバックスタンスは最高でした。
9月の九州オ-プンと10月の全日本に照準を合わせていたためか、
腹筋の仕上がり不足とプレゼンテ-ションでの減点が残念。

3位 アレックス(エクセルフィットネスセンタ-)
 初参加ですが、、ステ-ジングも落ち着いていて、規定のサイドアブドミナルポ-ズは
バツグンの安定感があり、1番カッコよく決めていた。
 上位2人にくらべて、フロント、バックとも背中のコントロ-ルが不十分で、
しっかりラットスプレッドをキ-プできれば、優勝の可能性は十分あると思う。

フィジ-ク表彰④
4位 崎田勝紀(エクセルフィットネスセンタ-)
 新人だが、かっこよく見せるステ-ジングとポ-ジングスキルは
上位の選手以上だったので、もう一回りのバルクUPを望む。

6位 田口 翔(延岡トレ-ニングクラブ)
 3ヶ月のキャリアで体はまだこれからだがポ-ジングをしっかり練習してきて
持っているものを全部出せたという感じを受けた。
 広い肩幅と笑顔のステ-ジングで将来性を感じた。

8位 三田井 研二(アスレチック関屋)
 新人でポ-ズは丁寧にとっていたが、ステ-ジングにあまり余裕がなく硬さを感じた。
もう一回りバルクUPして来年は余裕をもって参加してほしい。

フィジ-ク表彰③
フィジ-ク表彰⑥

5位 山崎巽多郎(個人 福岡)
 バルク十分で仕上がりも良く、体(筋肉)の準備だけなら上位入賞。
見せる競技としてのスキル不足が、せっかくの体を持て余しこの順位に落ち着いた。
 ボディビルでも同じなので、今まで以上にポ-ジング練習に時間を費やして
スキルUPするだけで、一気に順位を上げれると思う。

7位 後藤和章(アスレチック関屋)
 バルクが有りアウトラインも良いので、フロントとバックスタンスは良く見える。
 昨年よりは仕上がりは進んでいたが、まだ期間が必要なようだ。
ポ-ズによっては皮膚の厚みと弛みが気になってしまう。
 ボ-ドショ-ツの着こなしとステ-ジングも改善が必要。

      NBBF審査指導委員会  
             副委員長  山田義徳