第3回 NICHINANメンズ フィジ-ク大会 総評②

オ-プン総評!
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今回は熊本から3名参戦して頂き、残念ながらサポ-トにまわられた
第1回と2回フィジ-ク優勝者の池田憲昭氏には審査員をお願いしました。

昨年までは選手として、この大会のレベルUPに貢献して頂きました。
そして今年の入賞者をよく知り、昨年とのコンディションの違いが
一番感じ取れる審査員として、適任だと思いました。

その池田審査員が第一線のフィジ-カ-の視点で書かれた総評です。

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優勝  小野 政樹   宮崎(延岡)
元々バルクのある選手でしたが、この日の為に仕上げてきたぞ!と言わんばかりの
見事なキレとステージングを披露。今大会No.1の素晴らしいフィジークでした。
強いて言えば、ポージング間〜手先のアクションが大き過ぎるのではと感じました。
それ以外に隙は無いです。

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2位:アレックス
年々着実に進化し、3年目にして優勝争いに絡める程のレベルに成長しました。
上腕の筋肉が長いためスケール感がありました。また、サイドアブドミナルポーズは
今大会のお手本となるものでした。バックポーズで背中が丸まり気味に感じたことと
角度が寝過ぎであること、また肩甲骨の広げ方がまだ完璧ではなかったと感じました。

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3位: 田中ルーク
プロポーションが良く手足が長いため全体像の見栄えが良かったです。
昨年が素晴らしかっただけに、今年は筋肉の張りが無かったことが残念でした。
大胸筋の筋量 特に上部のバルクがあれば更に印象が変わると思います。

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4位:フィリップ
バランス良く筋肉が発達し、筋肉の丸みがありました。背中のVシェイプを更に表現し、
もう少し脂肪を削りコンディションを合わせてくれば優勝争いに加わる実力を感じました。
ポージングはもう少し練習した方が良いです。

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5位: 菅 智史(スガッシュ)
ステージパフォーマンスは今大会随一でした。観客も楽しませるんだ、
という意気込みが素晴らしいです。肩幅が広く見えるポージングと、
バックポーズでふくらはぎをしっかりとアピールできていた点は非常に良かったです。
大胸筋〜腹筋の筋肉量を増やし、仕上げにも拘れば更に評価は高まると思います。

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6位: 崎田 勝紀
全体のバランスが良く、メガネを着用していましたが爽やかな印象がありました。
筋量をアップし仕上げれば上位に入れる可能性があります。
筋量アップには数年掛かるかもしれませんがこれからの可能性を
感じさせる素晴らしいボディバランスだと思います。